大阪の探偵【ハートベル調査事務所】
代表取締役 山戸淳司
弊社は、私が大阪の探偵、興信所に就職して数年勤めた後、平成6年に大阪市北区寿町で独立開業しました。
当時は、8坪程の小さな事務所で、社員3名で開業スタートしました。
そのころの調査機材は、一眼レフカメラが主流で殆どが浮気調査などで使用していました。
街中での浮気調査では一眼レフカメラは大きすぎて、とにかく周囲に目立ち、撮影にもピント合わせが大変で、又、シャッターチャンスも少なく、決定的な証拠写真を写すのには探偵の技術と経験が要求される時代でした。
そのころ流行っていた、とっても便利なカメラ!コンビニにも必ずありました、通称、「バカちょんカメラ」「写ルンです」このカメラに日付が入り、ズームも少し出来る優秀な物が、1300円前後で売られていました。(最近は、若者に人気があるとか!)
【インスタントカメラ・探偵の出需品】
特にピント合わせの必要もなく、至近距離で対象者にカメラを向けてシャッターを切れば鮮明に写せた代物です。
カメラ本体は小さく、手のひらサイズで対象者や周囲の人に気づかれる事もありませんでした。
当時の探偵は、この「バカちょんカメラ」に随分助けられたものです!
一眼レフカメラが一番活躍したのは、車両内での張り込み時に、浮気相手の家やマンション、ラブホテルの出入り口から出てくる対象者とその不倫相手の姿が遠目でもはっきり写せたことです。
しかし、この一眼レフカメラにも弱点があり、夜間の明かりが無い場所では、高感度フィルムを使用して撮影しますが、暗くて顔が見えないこともあり調査現場で試行錯誤を重ねた上で裁判に使える写真が写せたものです。
数約㍍先まで映せる「超望遠カメラ」と闇夜で映る「暗視カメラ」
現在の様に、ビデオカメラなんて夢のような機材もなく、車輌追跡はとても難しく、探偵の技量が試された時代でした。
今は、車輌追跡もGPSと言った位置情報が瞬時に確認できる機材なども開発され、車輌追跡が簡単に出来る便利な時代です。
一昔前までは、車輌を追跡するのに完全目視で追跡を行わなければならず、一瞬、視界から対象者車輌が消えたり、赤信号で行かれてしまったりすると、その後の調査が出来ず、後日調査のやり直しをすることもありました。
25年前のカーハンター「車輌発信機」と現在のGPS
そのころ開発されたのが、「カーハンター」と言う車輌発信機で、発信機から出る電波を受信機で探し、対象車輌が向かう方向が何とかわかる代物です。その車輌に近づくにつれて音が大きく変化することで位置を調べるという方法です。
最近では、夜間でも鮮明に映せるカメラやビデオも開発され、探偵や興信所は大助かりです。しかし、どの様な便利な機材が開発されても、浮気調査の基本は「対象者とその不倫相手」に調査が発覚したり尾行途中で見失ったりしないことであり、立ち寄り先や行動を分刻みで記録して写真やビデオに残すことです。
調査終了後は、報告書の作成に取り掛かります。報告書には、現場で撮影した写真と映像を基に対象者の行動を時系列で書き出し、裁判の証拠資料や慰謝料請求などに使います。
調査の方法は、今も昔も殆ど変りなく同じことの繰り返しですが、近年、浮気調査で変わったのは、夫の浮気調査の件数と妻の浮気調査の件数が殆ど同じ様な状況で、数年先には妻や彼女と言った女性の浮気調査依頼が多くなり、夫の浮気調査よりも妻の浮気調査の依頼が逆転すると予想されます。
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